知っトク!豊橋ゼミナール『科学カフェde 高師台~東三河の自然史について学ぶ』
第3回 「東三河の哺乳類の歴史~かって豊橋にはトラがいた!~」
7月9日(木)13:30~ 8名の受講者で実施されました。
豊橋市自然史博物館学芸員の安井謙介さんを講師として、化石から見る当時の自然環境の話を中心にしていただきました。
なかでも、昭和27年に長楽鉱山(石巻地区)でトラの化石が出土されたことや、多くの脊椎動物の化石が出土されたことを知ることができました。
また、数年前に牛川原人の骨は、脊椎動物の骨の一部ではないかという興味のある話もされ、特に、化石の出土に係る話は面白く聞くことができました。
今回の話は新生代に特化して話されましたが、中世から近世の人間と係る動物(馬)の骨の話なども余談で話され、化石を身近に感じることができました。
このコロナ禍の中での講座開催でしたが、皆さん気持ちよく講座を受けて頂き、
質疑応答の時間では、多くの質問が出され充実した講座となりました。