2019年7月21日日曜日

親子で高師台体感 第5回

『昆虫・植物の採集 標本つくり』の講座が、7月21日(日)に行われました。

概要説明を講師である三河生物同好会の浅岡さんから聞き、昆虫採集へと玲瓏の森に出かけました。

お手伝いで山崎さんも加わり、昆虫が生息していそうな場所の見つけ方や採取方法の仕方、昆虫を捕獲しやすい捕虫網の使い方等を教えて頂きました。




この玲瓏の森は、人工の森で造成されてから16年ほどが経ち、樹木や中を流れる川(上流は汚水河川)、種々の植物群が生育してよい雰囲気を醸し出しており、昆虫も多く集まってきそうな場所でした。




採集した昆虫や植物をもとに、昆虫類は展翅板に載せ柄付き針などを使って翅を広げて標本づくりを体験しました。
また、水分を取るために採集してきた植物は新聞紙に挟み、さく葉の仕方を学びました。

昆虫・植物採集から標本づくりまで、ダイジェスト的ではありましたが内容の濃い入門の講座となりました。







2019年7月17日水曜日

まだこれセミナー②

高齢者セミナーである「まだまだこれからセミナー」の第2回『健康料理教室』の講座が、7月17日(水)に行われました。

テーマは『乾物をもっと活用しよう‼』ということで一汁三菜をベースに料理実習をしました。

男性の方2名も、慣れない手つきで頑張る姿が見られ、各班で助け合って調理を進めていました。

講師は、豊橋市食生活改善協議会の2名の方(食改さん)に来て頂き、乾物の豆知識にはじまり、計量の重要性についても丁寧に指導して頂きました。







 最後に、出来上がった料理を食べながら、各自感想を述べて講師の先生からも講評も頂きました。

高齢者になると毎日の料理をすることが大変になることも多いですが、栄養価を考えた旬の食材を使った料理をすることも頭の刺激になるので、この講座を契機にレパートリーの裾野が広がることを期待しています。



2019年7月14日日曜日

知っトク!豊橋ゼミナール

『再発見! 高師台の自然と産業』の第5回講座が、7月14日(日)に開かれました。

講師には昨年度まで、視聴覚教育センターで学芸員として勤めていた豊増伸治さんをお迎えして、「高師台でみられる星座」と題して講座を開きました。

残念なことに、当日の夜は雨が降ったりして曇り空ということで、天体望遠鏡を使って実際に観測することはできませんでした。

座学1本で講座をすることになったのですが、インターネットを活用してLIVEの夜空を使ったり、実際の天体望遠鏡の仕組みや神秘的な宇宙の話をして頂き、受講者は満足気でありました。

特に、ブラックホールやはやぶさ2の話は盛り上がり、終わりの時間も心配でしたが、講座内容はレベルも高く、充実した時間を過ごしました。












2019年7月6日土曜日

市民大学トラム「東三河の自然の移り変わりを研究する」

第5回 最終回「植生でみる海外の自然」の講座が開かれました。

今回は、今までの講座内容とは一味違い、植物の原点となるアフリカ大陸に目を向けて行われました。





アフリカ大陸の東側にあるマダガスカル島のバオバブの樹木を中心に、珍しい植物に視点をおき、今まで見てきた植物との比較などの話をして頂きました。


このバオバブの木は、10種類ほどありアフリカ大陸にも植生が見られます。そのうちの8種類が、マダガスカル島に群生しているそうです。




写真などでみられる、夕日越しのバオバブの木は有名ですが、何か違和感を感じていたことが、この講座で理解できました。


樹形のユニークさは、我々人間が作り出したものであることが分かりました。

アフリカは、焼き畑農業が昔から続いていて、森林を焼くことにより、比較的火に強いバオバブの木だけが残っていく仕組みがあるということです。

約20~30mもの高木として群生していく姿も、何か魅力を感じます。

今回の講師 中西正氏の講座を受けて、植物の面白さや植物の花の美しさを発見することができました。