2019年6月9日日曜日

市民大学トラム「東三河の自然の移り変わりを研究する」

第3回「渥美半島で海浜植物を見る(現地調査)」が開催されました。

今回は貸し切りバスで現地に出向いての講座でした。

生憎の雨のなか、午前中は伊良湖岬の道の駅(クリスタルポルト)から旧伊良湖岬灯台に出て、恋路が浜まで植物観察(海浜植物)をしました。

時折、講師である愛知県環境審議会専門調査員の中西正氏からの詳細な説明があり、受講者の方々も疑問に思っていることを熱心に直接質問する姿も各所で見られ、内容の濃い研修となりました。

午後は、場所を変えて国民休暇村に隣接する「いらごさららパーク」の見学をしました。このさららパークは、海浜性植物の再生を願って県が20種類以上の海浜植物を植栽した公園です。

自然の中で生育している海浜植物を改めて確認する研修でした。
中には絶滅危惧の植物もあり、保全活動を推進していることも分かりました。

植物のなかでも、風や砂地の悪環境のなか生育する海浜植物に感動した研修でした。